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The Tempos


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Speaking of ...
label/namber/format
Norton/ED-330/7inch

クリプトからBFTGのスペシャルEDでリリースがありましたが、長い間、廃盤となり待った方も多いんじゃあないでしょうか。さらりとリリースするのがノートンらしい。ジェスティスレコードシリーズの一角を担う「ザ・テンポス」登場だ。
このテンポスはアラバマをホームタウンとするティーン4人組。マイク・シェル(15歳・リード・ギター)とテリー・バーネット(18歳・ベース、もともとギター)が「何かしようぜ」と集まり、それにビル・ムーア(18歳・ドラム)がバンドに加入。そして1965年の7月にとラリー・クック(17歳・リズム・ギター)が加わり「ザ・テンポス」誕生となる訳である。最初は遊びだったが、プロの世界に設定変更。TV出演などを目論だりもしたが、長く続く訳はない。テンポスは目の前にある需要、プライベイト・パーティ、クラブ・パーティ、スクール・ダンスなどでプレイを重ねたのだった。
全12曲のうち4曲がカバーで残りはオリジナル。A面も良いが(トゥ−・タイマーは必聴)、B面が最高だ。「ユー・ガット・ミー・ゴーイン・オブ・マイ・マインド」は、当時のアラバマティーンシーンを偲ばせる(いや、知らないけど)ご機嫌フラットロック。続く「私を許して」と唄う「パードン・ミー」。許してという割りに「ホーウ!」と叫ぶあたり10代だね。大人も叫んだりしますが、大概は「黙る」という必殺技を覚えるのだ。
「この古い世界を征服するために」と唄うB-5は歌詞も含めてパンク。プロ目指してたんだなぁ、良いね。ベスト・トラックだ。
メンバー全員、女好きとありますがドラムのビルは「ガールズ、レコード、ガールズ、ファン・メイル、and ガールズ」とくどいぐらい「ガール」好き。スゴイなぁ。さすが年長18歳、である。(WT)

Hey,Rovin' Cowboy and Cowgirl!

To Kill Time and To Enjoy Time.
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