西海岸のキラー・パンク・バンドの1ｓｔ7inch。他にも2枚リリースがあるみたいですが、バンド情報がほとんど無いので、詳細は不明です。7inchのバンドクレジットを見るとジェニファー・カーター（ドラムス）、ブライアン・ドハーティー（ベース）、ランディ・メッツ（ギター・ヴォーカル）、ジョン・トリノアー（ギター・ヴォーカル）とあるので4人組か。イン・ザ・レッドの日本編集盤には、5人組とあったりと情報が別れる、まさに謎のバンド。確かめようが無いもんなぁ。
まぁ、重要なのは、収録されてる音な訳でありまして。内容は、全3曲ともにパンク感でまくりトラッシュ風味。咽喉渇きます。A面「ファック・ユー」はもう、愛くるしいファックナンバー。歌の節々に散りばめられた「ファッキュー」といい、スカスカのブレイクといい、間奏が何故かハーモニカといいこれはティーンにしか出せない音じゃないでしょうか。17歳ぐらいだと最高なんですが、現実は25歳とかだったりと思わず夢想してしまう。ほぼ、錬金に近い合成のリフもチェック。この時期、最高のシングルばかりです、イン・ザ・レッド。
B面も同じような感じですが、「ファッキュー」に比べ凄くシンプル。故にモアー・パンクです。必聴。ってか、これをパンクと呼んでもいいのかい！？(WT)