ラテン・ソウルのナンバー1インスト・バンド、ラビッツ・アンド・キャロッツの71年にリリースされた4曲入りＥＰのリイシュー。もちろん、ラテンソウルが得意ジャンルのヴァンピ・ソウルからのリリース。ファンにはたまらないだろう。ってか、俺は知りませんでした。500枚限定みたいです。
メキシコのこのバンド、ラビキャロは実力派だ。このＥＰ、全部カヴァーでビシっと決めてます。Ａ-1「Destruye El Vino」は、ウォーの「Spill The Wine 」、Ａ-2「We Got More Soul」はDyke & The Blazersのカヴァー。Ｂ-1「Maquina De Amor」はジェームス・ブラウンの「セックス・マシーン」、Ｂ-2「Expresate」はCharles Wrightの「Express Yourself」のカヴァーとなっている。Ａ-2以外は、全てスペイン語で唄ってます。ここまで、アグレッシブに攻められるとラテンとか関係ないですね。アレンジも旨いのでノリノリです。メキシコのＤＪが好きなんも頷ける。特にヴォーカルの人、ＪＢに迫るヴォーカルがなんともセクシー。オリジナル演っても絶対かっこよかろうにと。何故カヴァーなんだ！
他にも69年唯一のアルバムがヴァンピ・ソウルからＬＰ/ＣＤそれぞれリイシューされてます。ＣＤには、このＥＰの曲も収録されているが、もちろんＬＰ盤とこのＥＰを買うことを薦める。(WT)