ＳＹＡから「ラブボートソング」でデビューしたカリアリのラブボートの1stアルバム。シングル・レコーディング時の残りの音源のリリース先を探してたので決まって良かった。
メンバーはイタリアン・ガレージのリッパーズからアンドレアとクラウディオ、Golfclvbからステファノの三人。ちなみにモジョマティックスからモジョマットがマスターで参加している。
デビューシングルＢ面曲「ドント・アスク・ミー・ホワイ」を含む全12曲。欲言えば「ラブボートソング」も収録して欲しかったのだけど、まぁそれは仕方ないとして50'sロック、そして、60'sバブルガム経由キング・カーン＆ＢＢＱ系のモダン・ガレージ・サウンドで、コーラスもついて最高に楽しい。ホームパーティで結成しただけあって軽いノリも最高だ。ベース無でギターとドラム、そしてコーラスだけでぶっ飛ばすグッド・ロッキン・ダンスミュージック。特に「The Faith」など1stシングルに通じる国境を超えたコーラスが素晴らしい。分厚目の盤なので音圧もあって最高だ！（ＷＴ）

待望のloveboatのセカンド・シングル。もう、とにかく楽しい。バカバカしくて良い。前作からなんも変わってないところが良い、というのもＢ面の二曲は2007年9月の録音でファースト7インチと同じ時に録音されたと思われる。Ａ面の「フランキー・シャンプー」も2008年6月録音。で、アルバムはその二回のスタジオ録音から制作してるから、今回のシングルはその未発表音源になる。しかし、シングルに相応しい曲を残したと思えるほど、ポップというかキャッチー。Ｂ面2曲「I don't want nobody」はHasil Adkinsのカヴァー。今作もジャケはドラムのステファノが担当で、ナント モ。（ＷＴ）