2008/2/18
DAVILA666
Interview

By: Michiaki Okamoto
English HERE

イン・ザ・レッドのマイスペースに行ったことがあるなら、サウンドのポイントでこのDAVILA666の名前を見たことがあるだろう。
2008年春にITRからデビューアルバムをリリースする彼らの音を例えるなら、アメリカン・ガレージ+ロス・サイコスといってもいいだろう。アメリカと南米の間、カリブ海に位置するプエルトリコだからこそできたサウンド。昨今のバンドとは、また違った感触を楽しめるはずだ。是非、最後にリンクした彼らのマイスペースに行ってみて欲しい。今回はC.JとA.Jがインタビューに応えてくれた。


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Western Times
DAVILA666はいつ結成されましたか?また、メンバーの紹介をお願いします。

Sir Charles Davila
2005年の8月6日に結成されたんだ.
バンドは
PANDA-TAMBOURINE,MARACAS,BALLSACK GRABBING
SAN PABLO-DRUMS,GUITAR,VOCALS
JOHNNY OTIS,LEAD GUITAR,VOCALS
GiGi-GUITAR,DRUMS,VOCALS
A.J.-BASS,GUITAR,VOCALS
SIR CHARLES-LEAD VOCALS,BASS,KNIFE CARRIER
時々サポーター,MISS SOFI-RHYTHIM GUITARS
全て名前の後ろには、DAVILAがつく。

A.J Davila
2005年の12月にSir Charlesと俺によって結成された若いバンドだ。
俺達は、かつて生活の為にヒビが入った鶏卵をストリートで売っていたんだ。
そして、クソ!可愛い、クソッたれ!俺達の小さい兄弟Papo CadaverがVioleta la Sacacorcho(プエルトリコの有名な麻薬王)によって殺されたんだ。
兄弟と一緒にバンドを断念、開始したんだ・・・俺達は、ビッグファミリーなんだ・・・5人の兄弟、5人の姉妹、7頭の牛、10匹の鶏。

※結成の日付が違うのはまた聞いときます。

Western Times
これまでのリリースなどあったら教えて下さい。

Sir Charles Davila
2008年の春にイン・ザ・レッドから1stアルバムがリリースされる。セルフタイトルだ。

A.J Davila
俺たちに相応しいこのアルバムは・・・タイトルがないんだ・・・でも、アルバムを愛してるよ。子供や家族のための純粋なプエルトリカン・ゲットーのアイテムだ。

Western Times
最初に聴いた時に、ロス・サイコスのような印象を受けました。それと、ガレージ、パンク、ブルーズ、そしてフォーキーな感じも。北米と南米の中間に位置してるからこそ自由にミックスされた音になるんでしょうか?サウンドの基盤や、Davila666サウンドについて教えて下さい。

Sir Charles Davila
ただロックンロールを作ってるだけさ。キャッチーで楽しめるってのがポイントだ。俺達は、英語に聴こえるようなサウンドを作ってる。しかし、よく聴くと、ハハ!それはスペイン語だ!
そして、俺達は沢山のガレージ・ソウル・ブルーズを愛してる。それに加えて、LOS SAICOS,SHAINS,GATOS SALVAJESなどのラテン・アメリカンロック、ポップもね。

A.J Davila
俺達が曲を作る時、最も重要なことは、ボーカル・メロディーがキャッチーであることだ・・・ガレージ、ロック、カントリーブルーズなどを作るなら、それはそんなに重要じゃないかもしれないけど。ボーカルのメロディーは、キャッチーでなければならない。ポップ感覚ってことだね。

Western Times
誰が曲を書いてますか?また、カバーはしますか?

Sir Charles Davila
全ての曲は主にSIR CHARLESとA.Jが作ってるけど、最終的に曲を仕上げる時は、皆関わってるよ。
カバーはライブで時々やってる。DEAD BOYS,HEARTBREAKERS,GARY US BONDS,SAICOSなんかをね。カバーをプレイするのは好きなんだ。

A.J Davila
バンドの曲はほとんど俺が書いていて、sir charlesとjohnny otisが協力してくれる。歌詞はsir charlesと俺によって書かれている。
今回のアルバムにはカバーがないんだ・・・ライブでは...johnny thunders, deadboys, los hijos de puta, captain crakerなどプレイしてるよ。

Western Times
どのような曲にインスピレーションを感じますか?また、最近何を聴いていますか?

Sir Charles Davila
俺自身、影響を受ける音は、よりワイルドなものだね。例えば、マザーファッカーが俺の歯を折ったりするような音や、女の子をピックアップしてるような曲だ。
今聴いているのは、GINO WASHINGTON,HASIL ADKINS,LA LUPE,THEM,PRETTY THINGS,CHANGO REY Y EL MORENO,TEAM HOLIDEY(プエルトリコのクレイジーラップ)だ。
いつも、涎を出すぐらい聴いてるのは、KING KHAN AND BBQ,BLACK LIPS,LOPO DRIDO(プエルトリコ)だな。

A.J Davila
沢山のバンドからインスピレーションを感じてる。gangsta rap, whores, the rolling stones, Pop music, the great tabin pumarejoなど。
最近聴いてたのは、brigitte fontaine, becky lee and drunkfoot, mississippi fred mcdowell, r.l burnside ,lil wayneなんかだね。


san francisco, hemlock tavern

Western Times
イン・ザ・レッドのリリースはどのように決まりましたか?

Sir Charles Davila
運命さ、運命。

A.J Davila
ロスアンゼルスのライブをラリー(ITRオーナー)が見てたんだ。彼は、バンドが好きになって、俺達はレーベルのファンだったんだ。そして、運命が起こったんだ。

Western Times
新しいアルバムは何処で録音されましたか?また、どんなサウンドになってますか?

Sir Charles Davila
A.Jのベッド・ルームそして、プエルトリコのTHE PHOAMHOUSEで録音された。
プロディースとミックスはA.Jがして、少し俺が手伝ったんだ。

A.J Davila
ほとんどの曲は、俺のベッド・ルームで録音してて、残りの曲は友人のMONTによってTHE PHOAMHOUSEで録音されたんだ。
貧しくて腹を空かせたプエルトリカンが簡単にコピーできる音になってるよ。

Western Times
今後の予定など、なんでも教えてください。

Sir Charles Davila
アルバムが出るのと同じくらいにツアーに出るよ。US・ヨーロッパ・ラテンアメリカ、そして多分日本(手伝ってくれよ)
ちょうど今、パンケーキ、ベーコン、コーヒーを食べてるんだ。それから、わきまえてない貧しい女の子とセックスするよ。

A.J Davila
イン・ザ・レッドからアルバムがリリースされる。また、俺達がしたいのは多くのツアーをやりたいことだね。
それと、日本へライブにいきたいね。


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