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Hezekiah And The House Rockers


title
ST
label/namber/format
P-vine/PCD-5477/CD
ファット・ポッサム・レコードからのリリース(エルモ・ウィリアムスとのデュオ)でちっとは知名度が上がったかどうか心配なヘゼカイア・アーリー&ザ・ハウスロッカーズ、83年ハイウォーターでの録音集でございます。
それでは、一応メンバー紹介をしておこう。ヘゼカイア・アーリー(ヴォーカル・ドラム・ハーモニカ)、レオン”ピーウィー”ホィッテイカー(トロンボーン・ヴォーカル)、ジェイムズ・ベイカー(ギター)の3人だ。すごいでしょ?トロンボーンが入ってるんですよ。ブルーズですよ。天然ですよ。画期的なバンド編成ですよ。なんでもありかぁと思わせる珍盤。ファット〜盤よりも、こちらを先に聞いてますから、ファット〜よりはこちらの方が思いいれは深いときたもんだ。録音は2日間、ヘゼカイアの自宅録です。
このアルバムハイライトが随所に散りばめられてまして、アルバム1枚がダイアモンドの原石みたいな感じです。ヘゼカイアのドラム叩きながらハーモニカ吹くワンマン・バンド・スタイルにまずハマる。これが基本です。圧倒的に緩いのがスゴイ。原始的なのにユルイ。ノートンとかから再発されてもおかしくないんですが、どうでしょう?
そして、なんといっても、シングルでもリリースされてた「ドゥ・ユア・シング」は間違いなく名作。締まりのないファンキー・ブルーズでクラブ向け。「ロンリー・ロンリー・ベイビィ」は、もう、最高の哀愁ナンバー。「シュビ・ドゥビ・ドゥビ・ドゥゥ〜」と始まった瞬間からやられるはず。アルバム全体のロウな感じがこの一曲でよくでてます。自宅向け。
他にも、聖者の行進はマーチングドラムと、トロンボーンが最高。もちろんトロンボーンとハーモニカの絡みでイカれてもOKだ。ブルーズマンが演奏する「聖者の行進」を集めてるんですが、コレは間違いなくベスト・トラック。最後の曲「ハーモニカ・シャッフル」の音は、もろにゴリーズ。ポコポコドラム最高!そして、今日もまた、ヘゼカイアのほかの音源を求めてリサーチが続くのあった。
(WT)

Hey,Rovin' Cowboy and Cowgirl!

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