カナダはモントリオール。【DEMON'S CLAWS】の登場である。
元Les MeteorsやThe Cut Offs. Scat Rag
Boostersのメンバーの【Jeff: guitar, vocals】【Ysael: bass】【Pat: guitar】【Skip:
drums】の4人からなるベストガレージバンド。
PトラッシュからLP・そしてデッドカナリーからCDリリース。そしてこのデッドカナリーからのCDリリースはバンドがバスホールズと同じレーベルを望んだからとか。しかし、バスホールズファンとしてはこうゆうの嬉しいじゃあないですか。そしてこのアルバムは、1stで全12曲収録。実はインザレッドからの2ndからclawsにはいったんですが、どうしてもこのアルバムに収録されている「blood
on my
fangs」が聴きたくて。しかし、外からは曲目が見れないという不親切さ。でも、むきみのままなのでジャケ開いたら見えたりして。そんで、この曲は、ゴナーフェスに収録されてた曲です(ゴナーフェス映像見れるのでおすすめです。)その「blood〜」からキックオフ。一気に聞けます。咽喉開きっぱなしの、あぁ、ジェフのボーカルが狂気だ!スクリームも声の震えかたも正気の沙汰じゃあない!上手いとかじゃあないんですよねぇ、こうゆうのは。まるでR&Bシンガーのようなワイルド&セクシーさ!!特に裏声にしびれてくれ!!って気づいたらただのファンになってました。そして、全曲を通して覗くレトロ感?レイドバック感?からは60'Sの匂いが漂う!嗜好してる音楽はロック、パンク、ブルーズ、ガレージだというが、写真でバンジョー持ってるし、カントリーライクな曲も有りで懐のでかさがうかがえる。オリジナル一本でぐいぐいやってるが、カヴァーなんかやらしたらカッコいんだろうなぁと思ってみたり。このバンドのブルーズ聞いてみたい。巷じゃあ、ブラックリップスと比較されてたりしますが、こちらはもっとささくれてます。それんしても良いバンドが出てきてくれたなぁ!と思える奴らです。(WT)